個別援助(ケースワーク)

個別援助技術の概要

  • インテークで相談者の主訴を明らかにし、所属施設で対応可能か判断し、所属施設の利用の合意をいただきます。(合意とは利用契約を意味する。相談者は契約後はクライアントとなる) 
  • 情報収集と事前評価(アセスメント)では、クライアントの主治医からアセスメントを頂いたり、面談で情報を集めます。得た情報の整理、分析(クライアントの福祉ニーズを明確化、援助の手順や必要となるサービスの検討)を行います。
  • 計画(プランニング)では、問題解決に向けた目標の決定具体的な援助計画(個別支援計画)を立てます。
  • 援助計画(プランニング)に基づいて介入(インターベンション)しますが、専門知識や技術を用いて援助を進めます。
  • モニタリングで介入(インターベンション)の過程で新たに見つかった問題や課題の点検を繰り返します。モニタリングで得た情報は、再び整理を試みて再アセスメントを行い、その後、プランニングを新たに始めます。
  • 事後評価(エバリュエーション)ではクライアントの転機や課題の克服、一定目標の達成などについての支援内容やプロセスを振り返ることによって、目標達成度や効果などを評価します。
  • 終結(ターミネーション)をむかえる。

インテーク (ここの良し悪しでその後の援助の全てを決定づける)

■紹介:事前情報の収集

  1. なぜ、この施設を紹介されたか確認(相談に至った経過
  2. どのような説明を紹介者が本人にしたか確認(面接時の様子
  3. 本人の了解の下で、生活の様子疾病状況手帳有無などを確認
  4. 紹介者と本人の関係を把握する

■面談:本人の様子を観察する

  1. 表情、声のトーン、服装、化粧、髪の乱れ、手の震え等の身体的表現
  2. 不安や緊張、葛藤、話すことへの抵抗
  3. 施設へ向けられた期待、警戒、怒り

■面談:本人へ安心を与え、信頼関係をつくる

  1. 話を聴く姿勢を意図的に示す
  2. 本人へ深い関心を示し、本人の自由な表現を受け止める雰囲気を作る
  3. パンフレット等を使い、施設の説明を行う

※フェイスシートの例