オーディオ回路の初段によく使われる差動回路(ディファレンシャルアンプ)は、なかなかの優れものです。ひづみが小さくてノイズ(外部や回路内で発生したノイズにも対応)に強く、とてもとても大事な回路なんです。
エミッタ側で電流が決定します。だからエミッタ側の電流は2つのトランジスタのコレクタ抵抗に流れる電流の和です。片側の電流が増えると片側の電流が減る動きをします。一般的にはエミッタについている共有した定電流素子は大き目の抵抗を使うことが多いです。気をつけなきゃいけないのが、どのトランジスタから出力を取るかでしょうか。基本的には同じなんですが、入力と同じトランジスタから出力をとった回路設計において、プリント基板の実装都合で、もう片方のコレクタから出力を取ったりすると、発振してしまうことがありました。位相が違うので当然ですよね。終段の突入位相は何を想定しているかによって、どちらかが決まると思います。ちなみに、差動回路が2段あったら、どちらともつなぐと思います。要するにNFBの戻るポイントと同じ位相につなぐ必要があります。
- ノイズに強い
- 歪みが少ない
- 負帰還と相性が良い
- オーディオでは片側が入力、もう一方が基準電圧のグランドで、理想的にはNFBも片側へ。
- NFBは、NFBポイントが非反転ならQ1とQ3となり、同相でつなぐ
- エミッタ側で共有している定電流素子(抵抗等)は必須です。


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