レッドテール

僕の大好きな品種です。特徴は次の通りです。

  • 全体的に赤い
  • ボディの尾筒あたりの上半分が黒いメラニン発現をするタイプとしないタイプが存在する。
  • オスメスともに、尾ヒレが明るい赤。中には何らかの因子が入った理由からボディー上辺りが赤いメスも存在する。他品種と比べて限性遺伝を無視しているようにすら感じる場合がある。他品種はメスの尾ヒレの色がオスとは異なる色で明るくない発色が多いからだ。
  • 尾ヒレは布の先が崩れた長方形フラグ(旗)が一般的ですが、別な因子を入れて綺麗なデルタテールを発現しているタイプも存在する。
  • 尾ヒレにグラスやモザイクのような細かな模様を作らない傾向から、ソリッドと分類分けされます。


我家の場合

因子的には性染色体のXに赤い因子であるRtが存在して、それが尾ひれを表現していると言われています。グッピは「尾ヒレはメスからの遺伝が強く、ボディはオスからの遺伝」と言われていますから、ボディを赤くする何かの因子がXのRtと連携していると考えられますよね。

このボディーを赤くする発現をよく見る品種をフルレッドと呼びますが、確かに胸をしっかりと赤くするようです。もちろん、お腹はなかなか赤くならないですが、仔を採ると時々、全てじゃないですが、多めにお腹でも発色するオスもいます。所沢から購入した背ヒレの立派なジャーマンフルレッドは我家のボディーを発色してくれる大切な系統となっています。しかし、交雑が進み過ぎて、何が何やら判らなくなっていますが・・・

以前、黒いしみ(メラニン)が多くて嫌っていた系統がいたんですが、RREAにすると真っ赤な綺麗なグッピーになりました。長野から購入したモスコーレッドテールに似たタイプでしたが、最近、我家のこのメラニンはラズリーじゃないの?なんて思いつつあります。(僕の勝手な妄想) 似てるだけで違うんだと思いつつも、もしかして?なんて思ってます。ただ、ラズリはレッドテールに混ぜると胸の辺りがまるでプラチナのような発現がありますよね。プラチナのようなメタルのような・・・ なんでしょうね。

レッドテールでの累代上の問題は、やはり、尾の形だと思う。インブリーディングを続けると、尾が細長いリボンのようになりました。尾先なんてパサパサで、「病気?」なんて言われかねない状態となり、何度となく外部から血を頂くハメになります。ところが、いつごろからか、フラグのような尾ヒレにならないレッドテールがポツポツ出てきました。これはグラス系統で、背ヒレの付け根あたりにスポットメラニンを確認できます。

尾先のパサパサを押さえる系統としては、所沢のフルボディーレッドが有名です。このメスを使うと尾先が綺麗にそろったりします。ところが、我家だけかもしれませんが、F2で妙になりました。メスの選択に失敗したんだろうけど、難しすぎと感じました。メスに何かのマークでもあったら楽なんですが・・・ 伴性劣性遺伝や隔世遺伝の一種なのかもしれませんね??:-?

頭辺りも赤に染める?

写真は綺麗に写っていますが、ここまで綺麗じゃない8-O
穴先に色が付く普通体色

時々、出てくる鼻先が赤い?レッドテール。テールじゃなくてノースになるのか? 台湾系とか言われたりしていますが、関西方面のコンテストで昔からよく見たタイプだと思う。写真のグッピーは東南アジアのグッピーの赤がはっきりした普通体色のグッピーを所沢で販売されていたゴールデン(ジャーマンレッドだったと思う)と交雑させた子孫、または、僕が関西のトップブリーダーから頂いたオスの遺伝では?なんて思っている。何代目かは判らないけど、コロニー飼育(放置飼育)だった。5ヶ月ぐらいで尾ひれがボロボロになりますが、成長が早く、3ヶ月で立派に見えます。我が家の気難しい水槽環境では、早く子孫を残す、短いサイクルのグッピーが主流になってしまいます笑

発現部分の違い

鼻近くを赤く染めるレッドテールの若魚時代の発色過程が少々異なっているように思う。いわゆるフルレッドの特徴かもしれませんが、胸辺りの赤い発色がはっきりと早めに発現するように感じます。

通常のフルレッドテールの仔
鼻辺りまで赤に染めるRREAレッドテールの仔

お先がパサパサを綺麗に揃える因子があるはずなんだが・・・

次の期待の仔をお腹に持つメス
同時期のオス 所沢熱帯魚の系統には、こんな感じで背ヒレ妙に大きいのがいます。Faとは別な何かのように感じている。後半に伸びるからがその理由。なんでしょうね。僕の誤解?



フルボディーレッドのメスから来るであろう伴性遺伝っぽいこの発現。もし尾先の揃いの遺伝がこんな隔世遺伝ならメスの次の仔に期待だね。しかし、お父さん側にも何やら必要なら、もう、尾先が揃う期待はかなわないだろうね。

この系統を、ほそぼそと続けている。普通体色で赤になる系統は僕にとってはレア~。こいつらの種親には、別プールのレッドテールを手に入れて、交雑を続けている。




プラチナの上に柄や色が載る?

これをプラチナ?と呼んで良いのかな? ソリッドと呼ぶべきか? 外国産のグッピーでドラゴンヘッドとかプラチナ?が混ざった種類が売られている。あれの中に下地にプラチナっぽいオスを時々みる。「ラズリ?、スチール?、何?」とホームセンターの水槽の前で写メしているのは僕なんですが^_^ やっぱ、経験値の浅い僕には違和感が残る。ただ、グッピーの体質改善を目論んだとき、体質が上向きな仔を選択する手段としては、「我が家の系統に無い発現=体質改善されている!」と判断することが多々あるんで、プラチナはマークとして使える。
でもなぁ、頭から尾まで散ったこのプラチナ?ソリッド?はビックリだ。きっと、体質も強いのかもw 見ての通り、メスに2つのタイプがいる。尾の根元のウニャウニャ模様の有無で分けやすい。このウニャウニャは尾ヒレや背ヒレとリンクしているんじゃなかろうか? ましてや、ウニャウニャのないメスにも何やら大切な因子があるかもしれない。福岡のオークション出品者からゲットした血が入っているこのレッドテールは、僕には魅惑的だね。:-P しかし、色を付けたような赤だね。鮮やかだ。

ところで、このウニャウニャは何?と疑問に思うよね。やっぱ、発現の薄いXモザイクなんじゃないかな? で、グラスとリンクしてて、一緒に移動しているw 考え過ぎですね。(大汗;)




我が家の赤目タイプは・・・

グラモ(モザイクとグラスの中間w)のメスを一度経由して、また、赤目(RREA)となっている。F2なんだけど、尾ヒレも背ヒレも予定よりも伸びて無い。都合よく育ってくれないね。:-?

なぜRREAにするの?と問われたことが無いから答えた過去はないけど、柄物のグッピーと交雑すると、普通体色のままでは、汚くて見るに耐えない状況になります。そもそも、背ヒレはタキシードとのリンクで、尾ヒレはグラスやコブラとのリンクだった場合、その背ヒレと尾ヒレを頂く為には、それらのパーツとリンクしているタキシードとグラススポットも頂く結果となります。で、そいつらを隠す理由からRREAにするわけです。RREAにすると、みなが赤色にみえるもんね。その忌まわしいメラニンは濃い赤に変貌してくれます。

いつの日か、このレッドテールを普通体色で綺麗にしたく思っているけど、なかなかうまくできない。もっともっと、累代を繰り返したら・・・ なんて思うけど、僕の人生が先に終わってしまうだろうね。:-x




最近着目している人が多い選別ポイント

肛門近くのヒレ先の先端部分形の違いを選択眼のポイントにしている人が多いようだ。確かにその傾向があるかと思う。ヒレを少々閉じている時に顕著となりますが先が鋭利に尖っている場合、素敵なヒレに近づく仔を産む傾向にあるようだ。ただし、この辺の違いは尾開きの良い系統が入っているメスを選ぶときに便利な選択眼で、まったく何も混ぜてない状態での比較には人間の目では難しいと思う。顕微鏡並の視力を持った人ならその違いに気づくでしょうがw

注意すべきことですが、ヒレ先の先端部分がとがった♀を選別しつつ累代すると、まったく交雑でかかってくれない♂が産まれる事があります。




我が家の気になるメスの尾ヒレ傾向

注意:下記の内容は我が家の飼育環境での話です。ご注意あれ!

①メスの尻尾 我が家ではモザイクのメスと交雑するとこんなヒレのメス仔が増えるように感じる。仔の尾ヒレはしっかりした三角になるように思っている。
②メスの尻尾 我が家ではグラスのメスと交雑するとこんなヒレのメス仔が増えるように感じる。背ヒレが妙に立派になるよう思っている。
③メスの尻尾 我が家にとってこの系統は新型で良く判っていない。ただいまドイツイエローとモザイクで勉強中:-\
④我が家では尾ヒレの下部が比較的大きく?重く?なる仔が増えるように感じる。立派なオス仔は尾ヒレの下部が曲がることが多い
⑤我が家の場合、活力が落ちた仔が生まれる事が多く、無色透明の中落ちのメスは種親には使っていない
⑥USAレッドテールやフラミンゴ系、国産のレッドテールに多い尾ひれと思っている

尾ひれの表現にリンクしている因子を推論する時に上の例を考慮しますが、絶対じゃないとも思ってます。また、種メスの尾ひれの上部は♂仔の尾ひれの表現に影響を与え、種メス下部は尾ひれの表現は♂仔の尾ひれの表現に影響を与えると思っていますので、例えば、モザイク間でメスを探すなら種メスの尾ひれは上下ともにしっかりと色づいている(模様がしっかりしている)方が良いと思いますが、色とか柄じゃなくてレッドテール系に形を頂きたい場合は、色や柄の影響が少ない、下部が色抜けした方が、そこにレッドテールの♂の因子を入れるには好都合と思っています。どうなんだろうね。

⑥のヒレを持つ雌と兄弟のオスをモザイクのメスと交雑させると①が生まれ、グラスと交雑させると②が生まれるパターンが多いようにも思う。もちろん、RREAにしないとメラニンを汚く感じるレッドテールになりますけどね。

2012年1月29日 ③のタイプですが、オスを残念なくらい薄い発色なタイプと交雑したら、良い感じの仔が採れると教わりました。我が家で③のタイプは全くダメでしたが、オスが良すぎたのかもしれませんね。


レッドテールは総称?

レッドテールは「尻尾が赤い魚の総称で品種を指す名前じゃない」と僕は考えています。上のメスの尾っぽの選択に関しても、我が家の「尻尾が赤い魚」のことであって、他では当てはまらないのでは?と思っています。僕はレッドテールには大きくわけて次の種類があると思っています。

  • ソードテールの血を強く受け継いだレッドテール (発色はどちらかと言うと尻尾から)
  • R因子が定着したレッドテール (発色はどちらかと言うと尻尾からで、柄が入る事があるようです)
  • USA系やジャーマン系レッドテール(発色は顔近くと尾辺りから始まる)
  • 新型、台湾系に多いレッドテール(発色は顔近くと尾辺りから始まるが、3ヶ月目ぐらいの頭辺りには黄色っぽい発現がある。この時期に目立つ。この時しか選別できない。モザイク下地じゃ無いようです)
  • フルボディレッド、モスコー系レッドテール(発色は背中辺りから始まる)
  • メラニンの減量で赤く見えるレッドテール (発色は遅く、薄い赤が均一的にはじまる)
  • 上の系統にフル因子、コーラル、サンタマリア、アクアマリン、プラチナで着色したレッドテール

で、上のそれぞれの系統を混ぜてしまうとどうなるか?ですが、「系統を表現する因子」が壊れてしまい、不安定となり、累代でボロボロになります。僕はこれがレッドテールを僕が維持できない本当の理由ではないか?と思っています。だから、最近では似た系統を外から探すよう気をつけています。しかし、こればっかりは外見では判断できません。顕微鏡にもお願いしましたが、無知な僕には無理でした。(大汗;)

過去の交雑で問題(シミ等)が残るものの、体型を崩しにくい交雑は、グラスのメスとコブラのメスの交雑でした。もちろん、F2でXYを揃えながら、他の因子を頂くこととなります。そういえば、コブラがいなくなっている。また、飼育するかなぁ(大汗;)

グレー(普通体色)のその後

尾型と胸模様がリンクしているかもしれないオス

オールドファッションの胸ではないかと思っている発現とグラス系の尾型の発現と思っているこのオスですが、ボディの色が全体的に黄色になります。ぱっと見はギャラクシレッドテール?(←どこにプラチナとレースがありますか?笑)なんて思いたくなるオスだと思う。(2011年12月)

まずは、尾型を累代で安定できれば?なんて思っている。うまくいくだろうか 汗;

尾筒の黒色と背ヒレがリンクしているかしれないオス

写真よりも、ずっと長い背ヒレです。尾筒の黒色がはっきりしているオスを使うと累代で遺伝します。もちろん、我が家の場合です。このオスとXプラチナらしきメスを使うと背ヒレの長さが消えてしまいます。これはプラチナが原因なのか?それとも別な何かか?なんて最近は気にしています。まぁ、僕の考えすぎなまったくもっての誤解かもしれないですが、やはり、気になりますね。:-D ちなみに、過去、何度かトライしましたが、尾型はどこかに消えてしまいます。笑

7年ほど前、鹿児島のマニアからゲットしたモスコーレッドテール系。本当にモスコー系かどうかはわからない。でも、その方が購入した店の店員がそう言ったそうである。秀島さんの店からの血だとおっしゃっていたそうです。確かにその店ではグッピーコンテストの時、秀島さんが審査員として来ていますからね。
今年の夏ごろ、所沢で台湾系のレッドテールが販売されていましたので落札して比べてみました。似ていると感じたものだから購入しましたが、我が家の方が色は写真のように青みがかっており、まったくもって違う系統なんだと思いました。混ぜていいものやら(大汗;)

新型・台湾系RREAフルレッド

群馬県のブリーダーさんがYahooオークションで販売していたり、Guppy310さんが販売していたりするタイプなんですが、台湾系の中でも珍しいタイプがいますよね。オスから遺伝する全身が鮮やかなソリッド赤になる系統です。生魚に達するまでは、少々、黄色の入ったオレンジぽい(つや消し赤)ですよね。もともと、ジャーマン系にそんなタイプが居たようですが、他系統と混ぜてばかりいる僕にはまったく注意すべき点!なんて思いつきもしませんでした 汗; オスは前部(顔辺り)の発色で黄色が先に出たタイプとメスは尾の色が控えめで黄色の入ったタイプを選別していると維持しやすいようです。台湾ではY起因(ジーン)と因子化されているようで、オスからの遺伝のようです。